ロングビーチ・モーターショーで見つけた、おもしろ一コマ
(その3)



こちらはヤマハのブースです。2006年型で多くの新型車を送り出すヤマハも、気合いの入った展示でした。国産4メーカーの主戦場となるアメリカの市場は、なんとしても押さえたいという意気込みが各メーカーのブースからもヒシヒシと伝わってきます。


ヤマハのお目当ては、新型YZF-R6。日本ではあまりメジャーじゃありませんが、欧米での600人気はすごいものがあります。特にアメリカではスポーツバイクの代名詞で、多くのライダーがサーキットへ持ち込み、スポーツ走行やレースを楽しんでいます。それだけのにフルチェンジされたR6は本気度全開の出来でした。これまた細部の写真を撮りまくって、新製品のアイデアを練っているところです。


日本ではあまり話題にはなりませんが、こちらでは大人気のヤマハのアメリカンバイクシリーズ、「スター」のカットエンジンです。このエンジンは、排気量なんと1670cc。ボアは97mmもあります。一気筒で800cc以上という、モンスターエンジンです。ちなみにこのエンジンは、日本でも話題になっているMT-01にもチューニングされ搭載されています。


この見事なチョッパーは、上の写真のエンジンを搭載した、「ヤマハ・スタースペシャル」。さすがチョッパーの国、金に糸目を付けず、細部に渡るまでよ〜出来てます!!


BUELLの展示は、そのスポーツ性を強調してバンクしているというユニークなもの。こんな展示だと、これに嬉しそうにまたがって記念撮影する人たちで行列が出来るんですよね。さすがはライダーのハートのツボを心得てます。


なんとタンクカバーはスケルトン。ビューエルはフレームがタンクになっているというユニークな構造なので、それをじっくりと見てもらおうという企画なんでしょうね。ちなみにこのタンクカバーは販売されておりません。残念!!


この綺麗なチョッパーは、ハーレーのブースに展示されていたものです。よくよく見るとそれほどすごい改造車じゃありません。しかしツボを押さえたカスタマイジングと、そのカラーリングセンスには脱帽です。ホンマアメリカ人が作るチョッパーはカッコいいです。


またまた白バイですが、これはマジモンです。アメリカン・ハイウエイパトロールといえば、その昔はハーレー、そしてカワサキKZ1000。しかし現在のメインはこのBMWです。フリーウエイを走っていて、このお顔がバックミラーに映ると、「おっと危ない!!」ですね。




(その4に続く)


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